島村英紀の裁判通信・その8
(2006年8月28日に配信)

(応援メッセージ part1。反対尋問・島村英紀の保釈


<編集部からの経過説明>

私たち発信者と島村英紀は学生時代、「東大新聞」、同人雑誌「大学論叢」を一緒に作った仲間でした。グループを解散して以来、それぞれが勝手な方向に進み、自由気ままに、しかしたいした摩擦も起こさず生きてきました。

ところが今年2月1日、突然のニュース。北大で世界的な地震学者として活躍し、一昨年、国立極地研究所所長に選ばれた島村英紀が突然逮捕されたのです。

連絡がとれないのですから、どこから情報を得たらいいのかわかりません。とりあえずネットで検索して記事を探しました。「通信」に転載しましたが、第一報は「詐欺」「横領」の文字が踊る「悪徳教授逮捕!」でした。

9800円のマウンテンバイクを買うのに、「どうかな?」と相談してくる男が(重いし危険だからヤメロといいました)2000万円横領するわけはないと考えました。

これは冤罪に違いない。独立行政法人化を迎える北大官僚の先走りか? 外国での評価が高い島村への嫉妬か? 地震予知に反論した島村を葬り去るための官僚たちの陰謀か?

それらしい影は見えてくるのですが、確証はつかめませんでした。

とりあえずは島村が釈放されたときのために、だれがどういっているか、情報だけは残しておこうと考えました。

まさか171日も拘留されるとは思いもしませんでした。

しかしいくら経っても保釈や接見が認められず、どこからも「この逮捕はおかしい」との声は聞こえてきませんでした。研究仲間、マスコミ関連、小中高の同級生たち。みんなが心配しているに違いないとは思うものの、諸般の事情で、いったいだれが仲間でだれが敵なのか、私たちにはわかりませんでした。

そこで仕方なく、私たちだけで支援組織を作ろうと決意しました。まず自分たちが走り出せば、いずれ一緒に走る仲間が増えてくるだろう。これは私たちの世代が、60年代に学んだことでした。

島村本人とは連絡がとれない。それぞれが自分の仕事を持つご家族に迷惑をかけてはいけない(ただしお嬢さんの一人は反証探しのため弁護士たちとともにノルウェーに飛び、私たちとも連絡を密にしてくださいました)。

それで、第1回公判後の6月から、私たちだけで「島村英紀裁判通信」を始めました。

あとは「通信」に書いてきた通りです。しかしそれから今まで、多くの方から激励・感想・意見が寄せられました。

読んでいただけただけでもうれしいのに、じつに多くの方々からメールをいただいたのです。

私たちの間だけでとどめておくのはもったいないので、個人が特定できないような工夫をして(個人名や仕事関連の文章はカットしました)、皆さまにも読んでいただきます。もちろん島村本人には、細工せずに渡してあります。またメール全部ではありません。内容が重なっているいくつかは、省きました。

私たちは、「勝手に書いている」といいながら、じつは皆さまからの反響が気になっていました。

いま、整理のため皆さまのメールを読み返して、再びうれしさが込み上げてきました。関係のない出来事に興味を示していただき、本当に感謝しています。

私たちは法律とか地震についてシロウトの集団にすぎません。それぞれの専門的な立場から、これは「通信」に載せて皆さんに回してもいい、という意見・感想がございましたら、どうか送ってください。

島村の人柄に関するエピソードや思い出、また研究に関する評価や内幕なども知りたいと考えています。いいマガジンは、読みでのあるメインテーマが大切ですが、同時に軽いサブテーマやコラムがあるからこそ読者を惹きつけます。

たとえ地裁で無罪を勝ち取ったとしても、検察は国家の威信をかけています。高裁、最高裁と、これから先、長い裁判になるかもしれません。

島村の裁判に不利にならないような配慮はしますが、興味深い「通信」にするために、皆さまからの原稿をお待ちします。

なお、お送りした「島村英紀裁判通信」はどこに転送してもけっこうです。また「転送」は面倒な作業なので、「ここにも頼む」「私の友だちにも」などとご注文いただければ、こちらからBCCで一斉に送ります。

<編集部> 



<弁護士の反対尋問後の応援メッセージ>

0106/6/7
島村氏の事件の概要は、熱のこもった裁判通信1、2を拝読し、おぼろげながら全容を理解できました。

一口で言えば非常にいやらしい事件に巻き込まれた感じですね。小生も今まで長年、医者・大学・研究者相手の商売をやってきて、またここ10年ほどは省絡みの研究助成の仕事にも携わってきましたので、アカデミアと称する世界での、利益相反と嫉妬の両方が渦巻く世界での汚さは、他の世界では類を見ないほどひどいものだということを実感させられて来ました(これは日本だけの問題ではありませんが)。

島村氏の事件は、まさにそれを象徴する物だと思います。

貴「通信」では、背後に政治が絡む点が強調されているようですが、勿論それは否定できず、結果としてまたは表面上は政治的抗争、駆け引きの犠牲となっていることも認めますが、底面では、もっとどろどろした、“人間性”と称する動物以下の汚さ、臭さが引き金(ある意味で政治よりももっと強く&扱いにくいモノによる)になっていることをより意識されるべきだと思います。

従って、法的決着だけでは終わらない、いやらしい後遺症が残ることを覚悟の上で戦ってください。

小生の読みでは、法廷闘争になれば、そもそもの事の微罪性が明らかになっていくにつれ、最低限の処罰適用で、決着する(そこにいたたるまでの時間は読めませんが)のではないかと予想し、また強く希望もしております。

しかしながら、小生の心配は、その後の島村氏の学者生命に極大の傷を与える可能性があるのではということです。 というより敵の狙いはまさにそこにあるのですから(島村氏を学会から抹殺することが自己目的)。

小生がもの申すのはまことにおこがましいのですが、小生の意見は、事後の島村氏の学究生活に与える被害をいかにして最小化するか? ということを第一義に考える戦法(逆から考えていく)を考えるべきと思います。

必要ならば、相手に妥協すると見せかけた大きな仕掛け、計略もいとわず、ともかくもこの世界に生き残りつづけるべきです。

そして、(島村氏の力次第ですが)復活後に決定的に強力な成果・業績で以って、敵を実力で合法的に粉砕していく。

それは一人では出来なく、そのためには、その決定的な場面で支持をしてくれる学問上の強力な味方を今から確保しておく事が肝要です。

そういった長期にわたる執拗な共同作戦が必要なくらい、この事件には超いやらしさが潜んでいると見ます。

以上釈迦に説法とはわかりながら、縷縷書きましたが、少しでもお役に立つ要素があれば望外の喜びです。

0206/6/7
島村英紀さんについての公判のご報告ありがとうございます。

初公判は当初、4月24日と聞いていたので注目していたのですが、道新をはじめどの新聞にも記事が載りませんでした。どうしたのだろうと疑問に感じていたら、5月に延びたのですね。検察と裁判所の人事異動があったのだと知りました。

頂いた初公判のご報告を、各紙と重ねて読むと、島村さんが信念に従って一貫した行動をおとりになっている様子が伝わってきます。奥様やお嬢様をはじめ何人かのお仲間が法廷に詰め掛けたとのこと。孤軍奮闘の島村さんにとって皆さまのお姿が、何よりの励ましになったはずです。

地震に携わる専門家としての島村さんが、地震予知体制に批判的で、そのお考えから本を刊行したり講演したりなさっていたことは、その方面を進める行政と専門家グループの目の上のたんこぶだったはずです。

今回の裁判の結果がどう出るか分かりませんが、島村さんの社会的批判力が既に削り取られているのを見るだけで、最も喜ぶのは誰なのかが透けて見えそうです。

以上の背景説明とは一見結びつきませんが、刑事裁判の常として、被告?弁護側に必要なのは、検察のシナリオ(起訴事実)に誤認や曲解がないかを綿密に調べることです。

長期間の拘置を含め、取り調べが適法に行われてきたのかを検討することも大切です。

そのような小さなプロセスにでも検察の過ちが見つかれば、無罪を展開する根拠と成り得ます。弁護士が信頼できる方ならば、緊密な連絡をお取りになって下さい。

ホリエモン保釈の後も、拘置所から出さない検察の措置に驚いています。4カ月を超える拘置で島村さんが心身共に弱っていないか、と心配にもなります。

島村さんのご健康と正義の行方に注視しております。併せて、奥様や支援の皆様のご健康もお祈りいたします。

0306/6/8
感想に代えて。

今、「πの歴史」(筑摩書房)というのを読んでいますが、そのニュートンのところ。

「ニュートンは・・・・ウェストミンスター寺院に葬られた。・・・・彼ら(イギリス)はこの偉大な人物を一生にわたって尊敬していた。これは他の国々で昔も今も、科学者が遇されているやり方と大きくちがうところだ。

イタリアではガレリオが拷問のおどしにあい、くじけた。・・・・20世紀にはナチス・ドイツがアインシュタインや他の科学者数百人を追放し、逃げるひまのなかったユダヤ人科学者を殺した。そして今、・・・。」

0406/6/6
島村先生の事件はよく知っています。立派な先生なのですが、率直に言って今回の件は厳しいかもしれません。偏見なく裁判の行方は見守るつもりです。会見、頑張ってくださ。

0506/6/8
尾崎弁護士の反対尋問に迫力があって、よかったですね。だけど陰険極まる連中相手だから、油断しないで。

0606/6/8
驚きました。ひどいことになっているのですね。

誠実な方が、突然こんなことになるんですね。

国家に反逆ということなのでしょうね。

応援します。

0706/6/8
島村教授裁判の細心情報(編集部註=原文のまま)を関心を持って読んでいます。

0806/6/7
教えてくれて感謝します。いやな話ですね。要するにはめられた、と言うことでしょう。

今後の展開が、あまりひどいことになりそうなら、教えてください。

0906/6/8
初戦の小競り合いは、こっちが撃退したようで、まずは一安心です。

ノルウエーへ(通訳の替わりといって)お嬢さんを連れて行って、先に顔を合わせていたことが、(島村の誠実さと合わせて)相手が公平に証言してくれることに大いに役に立ったのではないかと思います。

検察側証人の反対尋問に立った尾崎弁護士も、なかなかやりますね。

これで相手がベルゲン大学をもう一度使うことは、極めて難しくなった筈です。

でも、詐欺罪は被害者がいないと成り立ち難いので、第2、第3の手を打ってくるとは思いますが。

争点は、「北大の備品(所有物)か?」と「お金を私的目的にしようしたか?」に絞られてくるのでしょうか?

今回の事件を仕掛けた側は、島村本人の社会的な人格を否定したい(研究者としての成果は否定する能力がないので)と推定できるので、後者を狙っていろいろな手を打ってくるかもしれませんね。

横領などに容疑を変えて、再逮捕なんてことがあるかもしれないと懸念しています。

また、裁判だけでなく、マスコミや学会を使って、本人の評価にダメージを与えるような汚い手を使わないとも限りません。

これに対しては「裁判通信」が、向こうの悪意を無力化するワクチンとして、大いに役立つ防御手段になるのではないかと確信しています。

1006/6/10
裁判の経緯などをお送りいただき本当にありがとうございます。また何より父を応援してくださり、深謝いたします。

尾崎先生は、ミエルデ教授への反対尋問が今回の裁判での大きな山であり、それは越えることができたとおっしゃってくださり、まずは一安心かと思いますが、先の長い裁判ですし、検察のことですので、今度はどんな手で来るかと思うと気が休まりませんが、何より父も本当に気丈に頑張っておりますので、私も精一杯父を応援していきます。

1106/6/16
さて、島村裁判の件ですが、僕は、傍聴記等を読み、今回の裁判の本質は、事実経過にあるのではなく、貴兄の感想の最下段に書いてあることが、真実であることをますます強く感じました。この通信の役割は、事実経過を十分に知らせとともに、我々が訴えるべき点は、まさにそこにあるとも強く感じました。

相手は、北大ではなく、検察つまり国家なのでしょう。検察(国家)の明確な意図。それは、彼を逮捕し、彼の学説を社会的に葬り去ること。結果は、どうでも良かったのでは?。逮捕の時点で、彼らの狙いは半分達成している。とするなら、我々は、彼らの意図を、島村に代わりに主張し続ける必要があるのでは?。

地震学会、予知連に巣くう地震関連利権に群がる、学者や官僚ど、政治家どもが、島村が極地研の所長になった途端、その学説を葬らねば、その地位故に危険と判断し、重箱の隅を北大に突っつかせた、というのが基本的な構図でしょう。「見せしめ」を遙かに超えているいわなければならないでしょう。

北大は彼らに利用されることによって、自らを安泰たらしめんとしているにすぎない。結果として、北大はその走狗としての役割を果たしたに過ぎないと考えます。

相手が巨大な故に、島村の戦いも、長く壮絶なものになると考えられ、僕らもそれなりのサポートをしていかなければと感じています。とりあえず、感想まで?。

1206/6/17
裁判等の経過の連絡ありがとうございました。

最近裁判も検察も少し強い人をスケープゴートにして、世論を味方に断罪する方向にあります。村上、堀江などもその一環でしょうが、これに悪乗りして個人的な利得を得んとする動きもあり、島村先生の場合はこれに引っかかったものでしょう。

いい加減な東海大地震予告であらゆる部面でとても大きな投資がなされました。これによって利益を得てきた者やこれを推進してきた学者、役人が仕掛けたものと確信しています。こんなことを検察だけでやるわけではなく、検察もまたうまく乗せられたのでしょう。今後も応援してあげてください。

この事件は「体積歪計」を大量に設置させた(そして何の役にも立っていない)お役所と御用学者が仕組んだものというのが最も信憑性があるところです。

1306/6/21
国立大学の教職者が研究成果を本にして稼いだ印税は、長い間の慣習でその教職者個人に帰属して来ました。

このことには、かなりの問題を含んでいると思っています。しかし、その問題がなぜ問題化を抉り出し、そうした著書の著書であったり、在職中の研究成果で特許料を得ている現元の国立大学教職者を全員裁いて有罪にしない限り、島村さんを有罪にはできないのではないでしょうか。

1406/7/12
未だ、釈放も家族の面会も許可しないとは、日本の裁判制度はどうなっているのかのかと憤りを感じます。

弁護士会は何を考えているのでしょうか? それとも、その方が都合がよい? 何れにしても、「明日は我が身」といことも忘れてはいけません。

何か別に活動をしなければという気もします。

1506/7/18
次回の証人が3人いることが判りました。多分、3人は同じ会社ではなく、いわゆる「地震計」の主要部分を発注していた別々の会社から(それも総て経理関係かは不明)だろうと推定できます。やはり、検察は何とかして、「地震計」が北大の費用で入手したものであることを証明したかったのでしょう。

しかし、仮にそのことが証明できても、今となっては(売った筈のものが島村君達の判断で、保守・修理等の為組み替えられていたり、日本他あちこちに持ち出されていたことが事実だと判った)、余り決定的な要素ではなくなっているように思えますが?

また、研究費は、北大経由の予算の他に、講演料・原稿料他を含めた島村君が稼いできたお金(ベルゲン大学からのお金も含む)も研究に使われ、全体の中でやり繰りしていた筈(経理処理的には違法だが、非公式には多くの大学の研究室でもそうしていた筈)です。

それゆえ、北大経由で「地震計」を調達していても、即北大のものとはならないでしょうが、しかし、これを証明する証拠が此方に残っているか疑問で、この辺がこっちの弱い所でしょう。

1606/7/20
島村裁判の情報をお送り下さってありがとうございます。

凶暴性のある凶悪犯のような被告の扱いは異常ですね。未だにお白砂に引っ立てる感覚なのでしょうか。逃亡の懼れもないでしょうに。

容疑を「素直に」認めれば、即刻保釈なのかも知れませんね。ご健康の状態が心配です。


<2006年7月21日・保釈。その後の応援メッセージ>

17保釈 06/7/21 編集部
ご心配いただいた皆さまへ

本日7月21日、2月1日の逮捕以来171日ぶりに、地震学者・島村英紀君を保釈する決定を札幌地裁が出しました。

18 抗告 06/7/21 編集部
悔しいお知らせです。

島村英紀君保釈決定の第一報をお伝えしましたが、先ほど次のような連絡が入りました。「尾崎先生」というのは担当の主任弁護士です。

「尾崎先生から先ほど再度連絡がありまして、何と検察(札幌地検)側が裁判所の保釈決定に抗告をしたそうです。

検察側の都合で、検察の証人提出が1ヶ月以上にわたり遅れているという事情があるのに、なんということなのでしょうか、、、

ぬか喜びさせて本当に申し訳ありませんが、抗告がありますと、今度は(札幌地裁ではなく)札幌高裁の3人の裁判官で保釈決定を見直して、保釈がなるかどうかが決定されることになるそうです(ライブドア元社長の堀江氏の場合と同様です)。

最終的な父の保釈の決定はまだということとなってしまいましたが、本当に残念ですが、吉報を待ちたいと思います。

皆様にもお伝え願えましたら幸いです。一気に気落ちしてしまいましたが、まだまだ保釈はなると思って父を応援します」

1906/7/21
それにしても、先方(何が先方で、どんな権力意志が働いているのか全然分かりませんが)は、有罪までもってゆくつもりなんですかね。

これで失墜させたからいいということなんでしょうか。不可解かつ不快な事件ですね。

1906/7/21
来客の応接から帰宅し、第一便を開けて「よくもまあ長期に亘って拘束したものよと呆れますがともかくよかったですね。ほっとされたことでしょう。」と打ち始め、第二便のあることに気づき、開けてびっくり「冗談じゃないよ! ふざけるな!」というお気持でしょう。プラス思考でいつづけてください。

ご当人はもとよりご家族を励まして上げてください。

2006/7/21
度々連絡を頂き感謝しています。本当にぬか喜びでしたね。

どこに淵源があるのかもうひとつ不分明ですが、権力の執念はすごいですね。多くの人はこれに負けてしまうのですね。

当方としては心だけのサポートを送ることしかできませんが、学説が都合が悪いといってこれを葬ろうとする? のは許せません。支えてあげてください。

2106/7/21
朝から二転三転、申し訳ございませんが、先ほど弁護士の先生から連絡があり、夜になってから、父の保釈が最終的に決定されました。お騒がせしましたが、本当に良かったです。

実際的に拘置所から出てくるのは事務手続きなどがありますので、これから1時間後くらいだそうで、遅い時間ですので、本日中に東京に戻ってくることは出来ないとのことで、札幌に一泊する予定です。

拘置所へは弁護士の先生が責任を持って迎えに行ってくれることとなっています。

家族が迎えに行きたかったのですが、なにぶん東京からの距離がありますので、時間によっては、札幌にいる父の友人の方々に出迎えなどをお願いし、ご迷惑をおかけするかもとは思っておりましたが、弁護士の先生がきちんとしてくれるそうなので、まずは安心しました。

今後は、父から直接連絡があろうかと思います。私も父の声を聞くのを楽しみに待っています。

では、本当にご心配、ご援助、ありがとうございます。保釈がなったのも皆様の支援のおかげでもあろうかと思います。

ありがとうございました。

2206/7/21
ようやくですね。

約半年間の拘留をどう労うか考えなければいけませんね。

時間から考えると、もう今は保釈されている身だろうが、とりあえず、東京に帰る前の今晩中に札幌グループの誰かに会っていてくれているるといいですね。彼らも頑張ったので?。

2306/7/22
二転三転とはいえ、何よりも、結果良し! ご苦労様でした。次なる戦いに向けて、頑張ってください。

2406/7/22
よかった!!

2506/7/22
よかったですね。ご苦労さんでした。

2606/7/22
今度こそともかくよかった。ほっとされたことでしょう。

法廷闘争等々これからがまた大変でしょうが・・・。

2706/7/22
毎回メールありがとうございました。皆様の心労もたいへんだったと想像に難くありません。

保釈が決定し、胸をなで下ろしました。メールを頂かなければ、新聞報道の通りのことしかわかりませんでした。メールを頂くまでは、社内でもまた科学者が?とかいわれておりましたので、そんな方ではありませんよとしかいえませんでした。

しかし、今は、あの事件は冤罪である、とはっきりいえます。サイエンスライターや別の科学者には何人にも伝えました。微力ですが、このような形でしかお手伝いできませんが。

2806/7/23
全国の支援者に「抜け駆け」をしました。ゴメンナサイ!

先程まで島村さんと、北海道グループの連中とで、札幌のススキノで呑んでいました。

最高!! 保釈から一夜。すっかり回復していました。イエそれ程ダメージがなかったのでしょうか(そうとは絶対に思いたくないのですが?)

きわめてお元気でした。食欲もあり、刺身を実に旨そうに食べていたのが印象的でしたが、気象庁の観測船に乗っていたときの事よりも、監獄の方が良かったとは?

島村さんを舐めていました。そうとしか思えません。

今夜は気持ち良く眠れそうです。後は東京で楽しんで下さい。取り敢えず報告まで。

2906/7/24
直接の面識はないのですが、君からのメールを読んでいるうちに、何となく知り合いのような気がしています。とりあえず、よかったと思います。

30 06/7/25
裁判通信お送りくださって、ありがとうございます。島村氏の実力と現段階での地震予知の不可能性の指摘、地震学会の問題性など、よくわかりました。まだ通信の半分くらいを荒っぽく見ただけですが、時間をかけ、精読していきます。

島村事件(便宜的に今こう呼ばせていただきます)は、自然科学の分野だけに、色々なことを浮き彫りにしてくれますね。

これを機に、島村氏の本が読まれ、地震予知研究の実態が国民に明らかにされていくことが、大事です。

彼に妬みからか、復讐した側の醜さ、小人(しょうじん)振りが照射されていきます。そのためにもこの裁判通信を読むことは重要ですね。

新聞記事程度では本質がわかりません。毎日新聞の記者の記事など酷いものです(これもこの通信を読んだからこそわかります)。

まだ、今すぐそれをするつもりはありませんが、この通信は他に転送しても構いませんか。

立派な学者ゆえに、この通信は研究者の端くれの小生にとって、鑑になります。島村氏ぐらいにしっかり研究しろと。

東大新聞時代の友情に(大兄たちの努力に)この通信の誕生と存在に、感謝!

31 06/7/25
ご学友の保釈、わたしのoutlookの件名欄で、ひとり異彩をはなっております。

わたしの場合、パソコンはほぼ仕事用で、80%でしょうか。個人用で海外のいい加減MAIL、横文字MAILはバイアグラの類が多いので、これはMSNの検索で網をかけていますと大半がかかり、ちかごろ、入ってきません。

するとやはり、「起訴」「保釈」・・はやはり目立ちます。

権力とは、たいそうなもので、面子保全のためにあくなき努力をしてまいります。

抗告、準抗告・・・わたしごときでもその経験があります。どうぞ、しばらくかかるとお思いください(40年前にタイムスリップです)。

昨日、Iceland・・・彼の地、わたしの20年来の憧れの地でして、いちどは尋ねるべき土地にリストアップしております。この土地の本を読んでおりますと、なんと参考書にご学友のお名前が著者としてでてまいります。

わたしはかようなことは存知もせず、地球の裂け目、間欠泉、火山、その他諸々、20万余の総人口、out fieldその他すべてを含めて Icelandに憧れておりました。趣味の世界であったわけです。

元々のわたしの関心の著書、70年代にかかれたミステリーが起点。25年も関心を持つ人間も大変ですが、ご縁とはどこでつながるやら??? 早い解決を祈ります。

ご奮闘、ご支援を祈ります。

3206/7/26
裁判通信全部読みました。全部読んでわかったことがあります。家族の接見まで禁止されていたことです。

これは確かに異常です。酷い人権侵害です。

拘留を延長するときは、証拠隠滅の畏れありが名分になりますが、このケースは起訴の根拠を崩されることを恐れての長期拘留ですね。

権力側(学会ボスも含め)の犯罪が際立つ長期拘留の新記録を彼らが作ったことになります。島村さんの健康は随分損なわれたことでしょう。

優秀な学者だけに、日本に止まらず、世界の損失です。

これからが反撃ですね。島村氏の啓蒙書を読まなければなりません。

理系にどんどん金がつぎ込まれている日本の行政に大きなメスを入れる大きな機会です。国民の税金を無駄に使うな。学問に実心(真実と誠実さ)を取り戻せ!

3306/8/3
「通信」第6号を拝読しました。171日間の拘禁から健康を損なわずに保釈となったことをとりあえず喜びたいと思います。また、通信を知己に送るとともに、理不尽な拘禁に耐える力を与えてきた東大新聞四人衆に敬意を表します

とりあえずの喜びはそれとして、法廷闘争は、それが周到に仕組まれた罠であり、◆さんが指摘したように、国交省、学界、業界が結束して(?)標的にしているわけですから、その罠を暴くのは容易ではありません。

法廷での訴因に限られた論戦によっては明かすことのできない論点をもって支援の輪を拡げていきたいと思いますが、島村さんがそうした「逆告発」に臨むかどうか、これは他人が強制してはいけないことなのです。

この種の罠は、地震学会だけではありません。

権力の腐食構造を告発する者に対する排除の罠に闘いを挑むには、罠に陥れられた数々の犠牲者を含めて広範な支援活動が必要になります。

「良貨が悪貨を追放する」というグレシャムの法則がまかり通るのは我慢できません。仮に島村さんが、その困難な闘いに臨む決意をなさるようでしたら、齢70に近づいてしんどい事ではありますが、権力の腐食を告発する勇気を後世に伝え遺すためにも、貴兄等とともに微力を注ぎたいと思います。

そんなわけで、さらなる通信を待望します。

3406/8/3
「通信」の君の文章の雰囲気が変わったように感じました。どこがどうというわけではありませんが、明るい感じです。

さて、「海底地震計のノルウェーの「形式的所有」の経緯」を送ってくれませんか。あまりに大部であれば、読了はおぼつかないかもしれませんが、まあ、受領次第コピーして、長い通勤電車の中で読んでみましょう。

3506/8/3
「裁判通信6」、ありがとうございました。島村氏の支援者への挨拶文は爽やかで且つ友人のありがたさを心底から感じたないようでした。

悩みは微塵も感じられない。ここが学者として事実に誠実に対してきた人の強さでしょう。このところ私は実心実学の実心について考えていますが、彼こそ実心がある(真実に忠実)と言えましょう。かれを忌み嫌う学者のほうには、どう考えても実心はありません。

島村氏自身の反論のファイル送って下さい。それにしても通信作り、時間もかかるのに、いい仕事されています。

3606/8/3
島村教授が意気軒昂であられることを知り、島村教授を信頼し支援されてこられたご友人方のよろこびは一入でしょう。

嘗て、私立高校を舞台に不正を働いた理事長を放逐する運動の先頭に立って戦い、放逐に成功したのち、その男から名誉毀損で訴えられて、5年に亘る法廷闘争を経験しました。

全面勝利を勝ち取って終息しましたが、こんなつまらない民事訴訟でさえも、被告にされた者の心理的負担は重いものでした。

島村教授の負担は想像を絶するものでしょう。当人の不屈の闘争心は言うまでもありませんが、周囲の人々の不変の支えが勇気を与えます。応援しつづけてあげてください。

3706/8/4
読み応えのある報告です。ありがとうございます。

島村さん、よかったですね。友情の勝利!おめでとうございます。

3806/8/4
島村の件は、いつもメールで見ています、皆さんご苦労さまです。

私は遠くにいて、何も出来ないくて申し訳りません。お会いする機会があったら、島村や皆さんによろしくお伝え下さい。

3906/8/4
パワフル小父さんは自転車に乗ったりご学友の支援に忙しかったりとなによりであります。島村英紀さんも暑い世界に出てこられなによりであります。

わたしも彼の著書を3冊も注文してしまいました。・・・・お読みになったことはおありですか? これを機会に地震のこと、少し、読んでみます。

4006/8/7
昨日、島村反論メモ興味をもって読みました。

原因は、大学の管理運営体制が、今時の研究体制とまったくマッチしていないということのようです。

40年前、出戻りで大学院学生をやったときに感じたことが、未だに改善されていないということのようです。

ある市から、計画づくりの委託を研究室が頼まれましたが、契約当事者を工学部にしたばっかりに、実際に使う金(例えば、私などに支払うアルバイト代、交通費等)を引っ張り出すのに、教授が苦労しているのを見たことがあります。

所属大学院生は研究するのが当たり前で、それに報酬を払うのは問題と言うわけです。

出入り業者に、用紙やコンピュータ入力カードを買ったことにした請求書を出させ、その文房具屋経由で、バイト代をもらったことがあります。

契約金は大幅に余ってしまい、工学部事務は、市に返却するというのですが、市は請負い契約だから返金などありえないということになりました。

結局、市長が個人として書類をつくり、残額は、大学に寄付することにして決着。

厳密に言うと、市長の書いた文書は、偽造公文書です。その間、市の事務担当が東京との間を何度往復したやら。

島村さんは、ほとんど40年前と同じ国立大学の事務体制にやられ、その上、個人の嫉妬が加わった事件に巻き込まれた、というのが読後感です。

4106/8/23
「恐怖はゼニを呼ぶ」ということですね。

地震・災害対策にはゼニがまわる。それを奇貨としてはしゃぎすぎていることに警告を発する精神は「東大新聞」で鍛えられた感覚だろうと想う。

さて、はしゃいでいる連中と貢いでいる官僚を相手に本格的な闘いを挑むのはしんどいことです。

友人としては奨めにくいでしょうが、この国の奈落への転落に歩止めをかけ意気に期待したい思いもあります。

4206/8/25
「裁判通信」を送っていただいて、ありがとうございました。

私は、島村さんの後輩で、大変お世話になりました。

今回の事件について情報はまったくありませんでしたが、北大当局の告発の段階から、「島村さんもはめられたな」と直感していました。保釈された後、島村さんの主張や、今回送っていただいた裁判通信を読み、ますますその感を強くしました。

私も何かお手伝いすべきなのですが、今のところ自分のことで手一杯です。というのも、大学では今回の事件のような異常なことが他にも起きているのです(まだ公表できる段階ではありませんが)。

独立行政法人化が悪いのか、元気がない学生が悪いのか、やりたい放題の執行部が悪いのか、とにかく今の大学は異様に感じます。今回のような事件がでっち上げられるのも、そうした時代のなせるわざざと思います。

こうした時代に抗する意味でも、島村さんの無罪をぜひ勝ち取っていただきたいと思っています。

無責任ですみませんが、「裁判通信」の送付、これからもよろしくお願いします。

4306/8/25
島村さんの「島村英紀裁判通信」をさっそくお送りくださり有難うございます。

古くから島村さんを存じ上げていまして、研究に関しても尊敬致していました者の一人として、今回のようなことが何故こんな形で取り上げられることになったのか、理解できないでいました。

その時の状況に応じた事実を知らないまま、新聞記事を介しての勝手な解釈はしたくありませんでしたし、噂話には入りたくありませんでした。

まず、これから、お送り頂きました、この「裁判通信」を拝見させて頂きます。

島村さんのお力になれるようなことがありましたら、是非お教えください。宜しくお願い致します。有難うございました。

4406/8/25
ご依頼のこと(編集部注・原稿作成)、ご期待に添いたいと考えております。

今回の事件は、島村先生が地震予知に批判的であるという事以外に、その発端はあり得ないと思います。私も地震予知には同調しない立場をとってきましたので、よく分かります。状況をよくみて、対処したいと思います。

皆様のご尽力に深く敬意を表します。

4506/8/26
先生の研究者としての姿勢とか、お人柄を尊敬しておりまして、仕事がきっかけで、折りにふれ連絡を取り合っております。今回の事件に関しては、北大の告訴はともかく、むきになって逮捕に踏み切った地検の行動は普通ではない、と一報を耳にした時に感じました。

とにかく状況を知りたいと思い、弁護士の連絡先を教えろと地検に電話をして、尾崎弁護士と話すことが出来ました。

ただ詳しい話は不可能ということでしたので、知り合いの新聞記者から情報を得ていました。

私個人としても、文科省やら、税(国)立大学の有り方に強い批判の気持ちを持っております。

今度の裁判で、島村先生の無罪獲得は当然の事ですが、官僚国家の様々な闇の部分が明らかになればいいと考えています。

思ったことを、そのまま書き連ねてしまいました。これからも「通信」をお送り頂けましたら、幸いです。

4606/8/27
「裁判通信」の送付、ありがとうございます。

裁判の内容については、これまで彼のご家族からの情報だけしか手に入りませんでした。 この「通信」を読んでより詳しく知ることができました。

私達高校の同級生も何人かで集まっては心配していたのですが、彼がやっと保釈され、早速会って激励をしました。

私達も、もちろん彼の無罪を確信しています。今後ともよろしくお願いいたします。

4706/8/28
島村先生の支援メルマガ確かに受け取りました。有難うございました。

島村先生とは20年ほど前から取材でお世話になりました。・・先生とは最近疎遠になっていました。しかし、島村先生の活躍は常に心にかけておりました。ですから極地研の所長からの突然の人生の暗転に驚き、どういう事情か関心を持ってその推移を見ていた次第です。

今回、その詳細についてメールマガジンで知ることが出来ました。

ネット上で、地震予知批判を展開した島村先生を追い落とすための陰謀説なども読みました。単なる業務上横領事件ということではない社会的背景がありそうですね。

これからも重大な関心を持って成り行きを注目してゆきたいと思います。あわせて島村先生の支援(微力ですが)をしたいと考えています。もしお手数でなければ、今後も、メールマガジンを送っていただければ助かります。

私は、東大新聞研究所で一年間研究生をしておりました。

授業で、稲葉先生がドレフュース事件を引きながら「勇気を出して真実を叫ぶ者が真のジャーナリストである」と言われたことを覚えていますが、その意味で諸先輩のメールマガジンは、真のジャーナリストの仕事に値すると思います。これからの皆様の更なる活躍を大いに期待しております。

簡単にお礼まで。

島村英紀の裁判通信」の目次へ
ノンフィクション・島村英紀の家宅捜索・逮捕・連行劇
ノンフィクション・島村英紀の獄中記
海底地震計・海底地震観測とはどのようなものなのだろう
悪妻をもらうと哲学者になれるなら:海底地震学者は「哲学者」になれる
島村英紀のホームページ・本文目次に戻る
島村英紀が書いた「もののあわれ」

誰も書かなかった北海道大学
私を支援してくださっている奈和浩子さんのホームページ



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